私には療育手帳を持った娘がおり、ディズニーランドを楽しめるか心配していました。
でも、ディズニーのサービスを利用しつつ、しっかり家族で楽しむことができましたよ。
今回は、繊細さんにおすすめのディズニーアトラクションについてです。
特性は個人差がある前提で、検討してみてくださいね☆
この記事がおすすめの人
・大きな音や暗い場所が苦手。
・繊細でも乗りやすい物を知りたい。
ディズニーの雰囲気に少しずつ慣れてもらう
環境の変化に過敏だと、アトラクションの音が暗さが苦手だと感じる子もいます。
徐々に慣れてもらう方が、本人も安心です。
アトラクションに急ぎたい気持ちを抑えつつ、周りの景色からゆっくり見てもらいましょう。
最初にある、ワールドバザール(お土産屋さん)をお散歩してもいいですね。
ワールドバザール内には、「ペニーアーケード(引用:東京ディズニーリゾート)」というゲーム場があります。
簡単な操作方法のゲームが多く、安いものだと10円から楽しめますよ。
本人が気に入ったものがあれば、ディズニーグッズをお守り代わりに買うのもアリ。
落ち着かせるアイテム
使って良かった、うちの子で効果有りのアイテムがこちらです。
- レンタルベビーカー:本人が疲れた時の移動がラク、使わない時は荷物置き。
- ベビーカーカバー:自分だけのスペースができて安心していた。
- ディズニーのパーカー:みんなに可愛いと言われてご機嫌に。
レンタルベビーカーは1日1,000円で、利用対象は身長100㎝以下の体重15㎏までです。
当日は雨の予報だったので、前もって西松屋でベビーカーカバーを買いました。
カバーはディズニーで買えますが、結構なお値段(2,000円以上)します…。
雨がやんでもカバーを取るのを嫌がり、中に入ると安心するのか大人しかったですね。
また、ディズニーのパーカーは寒さ対策で買いました。
これは、防寒の他にフードが予想外に役立ちました。
本人が苦手な環境になるとフードをかぶせて、目隠し代わりに◎。
ベビーカーが利用対象外なら、1日500円で借りられる車椅子(小人用)をレンタルしよう。
アトラクションの特徴を知る
ディズニーランドの公式サイトには、以下のような情報が載っています。
- 回転する。
- 暗闇を進む。
- 大きな音がする。
- スピード/スリルあり。
- 身長制限。
大人目線だと気が付きにくい事や、慣れて当たり前だと感じている事をリサーチできますよ。
公式サイト(引用:東京ディズニーリゾート)に動画があり、乗ったことが無いアトラクションでもイメージしやすいです。
プランを練る参考にしてみてください。
おすすめのアトラクション
繊細な子でも乗りやすい、ディズニーランドのアトラクションをご紹介します。
雨の日でも楽しめる場所が多く、時間問わず利用しやすいです。
ディズニーの強みである世界観
夢の国ディズニーの醍醐味、メルヘンな雰囲気をたっぷり味わえるアトラクションです。
- イッツ・ア・スモールワールド。
- キャッスルカルーセル(メリーゴーランド)。
- シンデレラのフェアリーテイル・ホール。
イッツ・ア・スモールワールドは、先ほど挙げたアトラクションの特徴がほぼありません。
それに、子供を膝に乗せて利用できます。
ゆっくり進むボートに座っていられるか心配でしたが、歌や景色に興味津々でした。
他のアトラクションより混まないので、大人が休憩がてら何回か利用できるのもメリット。
キャッスルカルーセル(約2分間)は一緒に乗るか、そばで大人が立って付き添うかを選べます。
回転する以外に上下にゆるやかに動くくらいで、乗りやすいですよ♪
フェアリーテイル・ホールは、王座やガラスの靴のある部屋で写真を撮るのが楽しかったようです。
大きなエレベーターがあり、ベビーカーのまま利用できます。
歩くのが好きな子が満足できる蒸気船
マークトゥエイン号はウエスタンランドにある乗り物で、乗船時間は約12分。
「よく見るけど乗ったことがない」という人もいるのではないでしょうか?
このアトラクションは、繊細な子にとってメリットがたくさんあるんですよ。
じっとしているのが苦手、景色をいろんな角度から楽しみたい子におすすめ。
気になる点を言うとすれば、汽笛と鐘の音くらいです。
音に敏感な子は少しビックリしてしまうかもしれず、そばにいてあげてください。
マークトゥエイン号にトイレは無い…先に済ませておこう。
フォルムが癒されるベイマックスとノリノリ
ベイマックスのハッピーライドは、娘のお気に入りになって2回乗ってもまだ乗りたそうでした。
このアトラクションは、大きな音がする・回転する・スピード/スリルありが該当します。
子供だったら3人乗りOKなので、大人2人に挟む形で座りました。
感想に個人差が出るため、以下に当てはまるか確認した方がいいでしょう。
- 曲に合わせてダンスするのが好き。
- みんなとワイワイするのが楽しい。
- 同乗者も楽しめる(怖がらない)。
夜になるとライトアップが映えて、通りかかる度に「イェイイェイだね~♪」とごきげんでした。
動きは外から見えますが、見た目より遠心力を感じましたね。
所要時間が1分半と短く、”楽しい”で終われる丁度いい時間だったのでしょう。
トゥーンタウンは子供向け鉄板
家族連れでここはお決まりですね。
ディズニーの世界に入り込んだような、面白い仕掛けがたくさん。
- ミニーの家。
- トゥーンパーク。
- ドナルドのボート。
- チップとデールのツリーハウス。
- グーフィーのペイント&プレイハウス。
トゥーンパークは、大人側の休憩所でも利用されてます。
デザインが可愛い床は柔らかい素材で、子供に優しい設計に。
ペイント&プレイハウスは操作が簡単なゲームができ、隣で大人が補助できますよ。
もし途中で飽きてしまっても、通路が広いのですんなり退室できます。
キャストに相談して、出口に近い場所にするのも◎!
音や光に驚く部分も
他の子供がはしゃぐ音や光は、娘にとって”怖いもの”と感じたようです。
辺りが暗くなると余計怖がってしまい、そこから離れました。
トゥーンタウンに限らず、昼と夜とで雰囲気が変わるエリアは多いです。
本人が嫌がったり不安がったりしたら、早めに移動できる体制をとりましょう。
音や照明が一部変わるアトラクション
一見子供向きなアトラクションでも、部分ごとにリサーチするのが大切です。
娘と相性が合わないと感じた物が、2つありました。
- ウエスタンリバー鉄道。
- プーさんのハニーハント。
ウエスタンリバー鉄道はトンネルに入るポイントがあり、特徴にも「大きな音がする・暗闇をすすむ」と記されています。
子供を膝の上に乗せて利用できるものの、トンネル内で焦ってしまうだろうと思い、乗るのを辞めました。
プーさんのハニーハントは、娘を真ん中にして乗りました。
序盤はプーさんを見てはしゃいでいましたが、中盤からの暗闇で大泣き…。
ハニーポットの動きが、早かったり回転したりしたのも怖かったみたいです。
心配ならキャストに声をかけておく
初めて乗る時や緊張している時は、あらかじめキャストに声をかけておきましょう。
座る位置の配慮があったり、退室しやすい場所に案内してくれます。
キャスト側も、急にお願いされるよりスムーズに対応できるので、心配しなくても大丈夫ですよ。
本人には、「ビックリしたね」「もう外に出るから大丈夫だよ」など、共感や安心感を与える言葉が◎。
また、キャストにお願いすると、もらえるシールがあります。
バースデーシールやパークデビューシールで、本人の気持ちを切り替えるキッカケに。
イベントによっては特別なシールがあるため、キャストに話しかけてくださいね!
まとめ:ランドは繊細でも楽しめるアトラクションがある!
繊細な子でも、ディズニーランドを思い切り楽しむことができる。
そう思えた理由は、アトラクションを楽しむ娘の笑顔でした。
ディズニーはサービスが充実しているので、不安を緩和してくれますよ。
正直行く前は不安でしたが、娘の楽しい思い出が増えて良かったです。