ビジネスホテルで働いて数年、お客様ごとの工夫を見てきました。
アメニティや備品ではカバーしきれないアイテムを使うと、お部屋の利便性が上がりますよ。
今回は「私も欲しい!」と思った、客室で使える便利アイテムをご紹介します。
出張・旅行・自宅と、定番~汎用性の高いものです!
この記事がおすすめの人
・ホテルの客室で困ったことがある。
・出張や旅行の荷物が多くなりがち。
客室を使いやすくするメリット
ビジネスホテルはシンプルですが、それゆえに使いにくい点もあります。
宿泊が目的なので、収納が少ない・デスクが狭いなど「使い心地が悪い」と感じる人がいるのです。
ユニットバスは収納が限られ、唯一の棚はアメニティで占領されているのはあるあるですね。
つまり、収納が増えれば過ごしやすさがアップするということ。
コンパクトで大容量なアイテムを使えば、ストレスフリーになりますよ。
収納増加で過ごしやすくなる理由
収納が増える利点は、以下の通りです。
- 取り出しやすい。
- 物が汚れにくい。
- 探す手間が減る。
- 忘れ物をしにくくなる。
収納が少ないと、物を倒し(落とし)やすい・物が物に隠れる・どこにあるか分からないといった弊害が起こります。
物持ちが悪かったり物を無くしやすい人は、収納グッズを使ってみてください。
忘れ物は、物が多かった部屋でよく見つけます!
また、新規部屋なら毎回清掃しますが、連泊は簡易清掃になるので汚れが溜まりやすいです。
場所がないからといって、床に物を置くのは避けましょう。
客室におすすめのアイテム5選
収納アイテムが必要と分かったところで、ここからは具体的な内容をご紹介します。
色やデザインなど、ご自分の好みでそろえて大丈夫ですよ。
1.吊り下げトラベルポーチ
ビジネスホテルでは鉄板と言えるトラベルポーチ。
小物が一か所にまとめられ、吊り下げ式で置く場所に困りません。
取り出しやすさを優先したいなら、口が大きく開くタイプが◎。
メッシュ素材は、通気性だけでなく物の位置が見てすぐ分かります。
水回りで使われることが多いため、撥水素材を選ぶのが良いでしょう。
旅行の際とても便利な商品です。小さめな物しか持っていなかったので大きめのこちらを購入しました。狭いビジネスホテルの浴室など置き場所がない時、かけておけるので助かります。
100円ショップにも似たような商品がありますが、スペースが少なかったり耐久性が低かったりします。
吊り下げは負荷がかかりやすく、安いとパーツが壊れやすい。
買い直す手間や後悔するよりは、きちんと用途を果たしてくれるものを選んでくださいね。
2.エコバッグ
エコバッグは、たくさんの使い道があります。
買い物以外に、汚れものを入れる・衣類乾燥機から取り出した服を入れることも。
客室にクリーニング用のランドリーバッグが置いてありますが、物をまとめる用に使う人がいるくらいです。
どこでも使えるように、エコバッグは大きめサイズが適していますよ。
エコバッグユーザーなら分かりますが、何回も使っていると持ち手がくたびれてきます。
縫製が悪い商品だと、糸がほつれてくることも…!
ちぎれると使えないので、持ち手は厚みのあるタイプを選びましょう。
+撥水素材であれば完璧です。
サイズ感もちょうど良く頑丈なのでもちはこびしやすい! 見た目がスタイリッシュなのでいろんな場面で使おうとおもいます!
3.折り畳み式ランドリーバスケット
置き場所で悩むのが、脱いだ服です。
とりあえずベッドの上やイスの背にかけても、布団の間に挟まったり床に落ちたりすることがあります。
折り畳みのランドリーバスケットがあれば、そこへ入れるだけでOK。
こちらの商品はワンタッチで開き、通気性が良くて軽いです。
使わない時は折りたたむことで、存在感をゼロに。
壁掛け・自立どちらでも使えます。
Mサイズ購入 大変満足です。質感も安っぽくないし、サイズもちょうどいい!
洗濯物の量が多い人は、以下のポップアップ式のランドリーバスケットの方が向いていますよ。
持ち運びはコンパクトながら、開くと大容量なのでかさばる服でも安心です。
4.トラベルクローゼット
トラベルクローゼットはその名の通り、洋服収納がどこでも簡単にできる品物。
一見小さなバッグですが、開くと縦に伸びて収納棚が作れるのです。
客室備え付けの、ハンガーラックなどに引っかけて使います。
一番下のポーチ部分には下着などが収納でき、プライベートに配慮されています。
機内持ち込みのケース2/3くらいのサイズなので2、3泊にとても最適です。手間を掛けずに荷物を広げられてしまえるのが本当に便利です。 バーに引っ掛ければ見やすく取り出しも簡単でした。 ホテルで過ごすとき自分はすぐに散らかりがちなのですが、自分の棚が増えるのでキレイな部屋のまま過ごせました。圧縮もできて時短にもなるのでとても気に入ってます。
この商品のもうひとつのいいところは、忘れ物のリスクが減ること。
客室のお忘れ物の中で、靴下・下着・身支度用品などが多いですね!
トラベルクローゼットに入れておけば、間違いないでしょう。
5.マグネット・S字・着脱式フック
吊り下げ収納の良さを活かすのは、引っかける場所があっての上です。
どこにでもフックがある訳ではないので、自分で持って行くと◎。
ユニットバスの壁は磁石が貼り付くため、好きな位置に吊り下げられますよ。
ある程度の重さに耐えられる、強力なマグネットが最適です。
今まで100円均一の物を使っていましたが、磁石と粘着の部分が剥がれてきたりと小さな不満がありましたが、素晴らしい物に出会えました。安定感もばっちりです。リピ決定です。
ただ、マグネットフックは使用先が限定的になりやすいです。
利便性を上げるため、S字フックやフィルムフックを併用しましょう。
フィルムフックは、耐荷重がマグネットに劣りますが、平らな壁ならどこでも使えるメリットがあります。
凸凹した壁・ざらつきのある壁には貼りつきませんので、使い方にご注意ください。
また、吸盤式と同様に、劣化すると貼りつきにくくなります。
神経質な人向けのアイテム3選
ビジネスホテルは様々な人が利用するため、神経質だと気になる部分が出てくるかもしれません。
私も、勤めてから分かったことがいくつかあります。
客室清掃を経て、神経質な人向けのおすすめアイテムをご紹介します。
1.マイコップ
使用済みのコップは、専用スポンジと洗剤で洗うことになっていますが、あまり清潔ではないと言われています。
なぜなら、水洗いで済ませたり拭くだけにしたりする清掃員がいるからです。
もしくは食器用と拭き上げ用のウエスを分けず、1枚で併用する人もいます。
口を直接つけるものなので、衛生面で気になりますよね…!
洗っている清掃員がほとんどですが、中には適当な清掃員もいるのです。
心配な人はマイコップを持参しましょう。
折りたたみコップなら場所を取りませんし、上の商品は安定性があってしっかり自立します。
蓋付きて、シリコンのストラップもついてるの最高と思って書いました!思った通りの品で良かったです。 本体については、歯ブラシを入れても問題なくコップは立ってましたので(小さすぎたり柔らかすぎると倒れてしまう事があるので)、ホテルに持って行くのも問題なさそうで良かったです。(一部引用)
2.食器用スポンジと洗剤
備品のコップを使う人・食器を持ち込む人は、スポンジと洗剤はほぼマストアイテム。
洗面台に常備すると思いますが、部屋を空ける時は別場所に移動させるのをおすすめします。
ユニットバス清掃をする時、清掃員に位置を動かされる可能性があるからです。
もちろん元の位置に戻しますが、触られるのが嫌な人はしまいましょう。
3.スリッパ(室内シューズ)
こちらもコップと同じで、不特定多数の人がスリッパを使うためです。
使い捨てスリッパもありますが、チープなつくりで歩きにくくなっています。
別の理由として、足に負担がかかる革靴や、ホテルでラフに過ごしたい人はマイスリッパが向いていますね。
旅行用に購入しました 折りたたみの携帯スリッパでは足が痛くなってしまうので、底がしっかりしていそうなこちを購入したところ予想よりも厚手で購入して本当に良かったです 通常は5センチほどの厚みがありますが、クッション性があるのでパッキングの隙間や機内の手荷物にも邪魔にならないと思います とても気に入ったので母にもすすめました
まとめ:便利アイテムで客室のストレスを減らそう
ビジネスホテルは仕事用に限らず、家族連れや女性に使いやすい環境になっています。
客室にちょっとしたアイテムを追加すると、快適度がアップできますよ。
駅近でアクセスしやすいので、イベントや帰省でもぜひ利用してみてください。