登下校は子供しかいないので心配ですよね。
しかも不審者に狙われることがあり、怖い目に遭う子供は少なくありません。
今回は子供の登下校の防犯について、落とし穴や気を付けることをご紹介します。
他人事と思わず、今すぐチェックしましょう!
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・子供の防犯アイテムを探している。
・不審者から身を守る方法を知りたい。
登下校の防犯の落とし穴
大人が付き添える範囲には限界があり、子供の危機管理が大切になります。
小学校低学年や、小柄な女性だとなおさらです。
ここでは、実際に被害に合った子の後日談をまとめました。
- 被害に驚いてすぐ動けない。
- 登校より下校の方がリスクが高い。
- 不審者が近づくまで気が付かない。
- 防犯ブザーのピンが取れず鳴らせない。
- 歩くスピードが合わず班から離れてしまった。
不審者がいつの間にか近くにいて、驚いて声が出なかったそうです。
防犯ブザーのことは頭になく、走って逃げるしかできなかったと…。
その時は班から遅れていて、先に歩いていた子は全く気が付かなったらしいです。
帰宅後に念のため防犯ブザーを確認してみると、ピンが硬くて抜けないようでした。
このような見落としていた点が、後から分かったと教えてくれました。
子供を不審者から守るためのチェックポイント
不審者の被害に合うと、学校に通うのが怖くなる子もいます。
同じ経験をしないよう、しばらくはひとりになるのを避けたいところ。
仕事で難しいかもしれませんが、子供の安全のためにできることから始めましょう。
1.学校に相談する
「怖い思いをした・変な人がいた」と子供が教えてくれたら、学校に連絡します。
担当者からいろいろ聞かれるので、確認できるよう子供も一緒にいた方がいいですね。
電話する前に紙にまとめるなどしておくと、伝える時にスムーズです。
低学年の子に歩くペースを合わせる・現場に教員を配置するなど、対策をとってくれるでしょう。
緊急性が高いと判断されれば、注意喚起メールが一斉送信されることもあります。
2.緊急性が高い・連日は警察へ相談
腕を掴まれたり抱きつかれたり、直接的な被害があったらすぐ警察へ連絡してください。
連日見かける場合も、被害の拡大を防ぐために相談を。
現場付近のパトロール強化や張り込みなど、後ほど警察から連絡がきます。
警察に連絡したことを学校に伝える
警察と学校から度々連絡がきますが、双方が繋がっているのを伝える必要があります。
どちらも見回りをするとなったら、お互いを不審者と間違えないためです!
警察は覆面かもしれず、見守りとはいえ立ち止まる大人や停車する車があると不自然ですよね。
前提に”不審者の特徴”があったとしても、トラブルを防ぐために声かけはお忘れなく。
3.班のママ友と共有する
被害に合っていなくても、一番近い立場にいる子供の安全を守ります。
グループラインがあればスムーズですが、連絡先を交換していない場合がありますよね。
学校から「登下校班のリスト」を配布されていると思いますので、そちらから連絡しましょう。
中には、朝に途中まで付き添ってくれたり、下校で人が少なくなる地点まで迎えに来てくれる人がいます。
大人の目が届く範囲が広がる面で、安心です。
4.防犯ブザーは子供の使いやすい物
防犯ブザーを付けるだけで、防犯効果が高まると言われています。
手が届きやすい、肩ベルトに付けるのがベストです!
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複数個あっても困らないため、学校のみならず外出先で使い分けてみてください。
ピンが簡単に抜けないつくり
数ある防犯ブザーのうち、少しの振動でピンがズレて鳴ってしまうものがあります。
ブザー音が常習化するのは良くないので、抜けにくいタイプを選びましょう。
それとピンの紛失を防ぐために、上のような抜けきらない商品がいいですね。
ボタンは力の弱い子向け
メリットとして挙げたピンが抜けにくいという点ですが、力の弱い子は抜けない可能性があります。
その心配がある人は、音が鳴るボタンが付属したものをお選びください。
5.途中までの付き添いや送迎
大人も子供も安心という点で、送迎のメリットは大きいです。
私の子供が通っている小学校も、このパターンは少なくありません。
初めてお迎えに行った人が、他の保護者の多さに驚いたほどです。
それを踏まえると、用心に越したことはないですね!
ご家庭ごとに事情があると思いますので、できる範囲でサポートしましょう。
6.学童を利用する
送迎や付き添いが難しい場合、学童利用が適しています。
学童に通うには、両親の就労証明書・学童側が用意する書類が必要です。
申し込みから利用まで時間がかかるため、悩んでいる人は学童に相談してみてください。
平日は利用せず、大型連休や長期休みだけ利用する人もいますよ。
あらかじめ申し込んでおくメリットは、急な利用を検討してくれる可能性が上がることです。
平日利用の書類訂正は必要ですが、就労証明は提出済みなのでそこは問題ありません。
不審者により学童を利用したい時は、まず相談してみましょう。
7.子供と不審者から逃げる方法を話し合う
子供自身に、防犯に対する意識を持ってもらいます。
学校でも防犯の講習は行っていますが、要点をまとめるつもりで話し合いを。
ピンポイントで教えてあげると分かりやすいです。
- 班から離れない。
- 走って逃げる。
- 重い荷物は捨てる。
- ひとけのない所に行かない。
- 何かあればブザーを鳴らす。
寄り道を避けるため、必要なら門限を決めてくださいね。
冬は日が短いので、暗くなる前に帰るようにするとリスクが下がります。
まとめ:子供の安全な登下校には防犯対策が必須!
不審者は一般人に紛れており、突然目の前に現れるかもしれません。
弱い立場になりがちな子供が狙われないために、大人のサポートは必須です。
子供の防犯意識を高めつつ、もしもの時に使えるものを用意してくださいね。