客室清掃員に採用されたものの、出勤初日で「辞めたい」と思ったらどうしたらいいのでしょうか。
今回は、客室清掃員を初日で退職したい時の対処をご紹介します。

初日に辞めるなんて言いづらいですよね…!
※仕事をする上で、体調や精神面が不安な人向けの内容です。
初日で辞めるのをすすめている訳ではありませんので、ご了承ください。
客室清掃員を初日で辞める人は多い
正直、初日(研修中)で辞める人はいますのでご安心ください。
私が新人の時に、「ゆっくり覚えていいから辞めないで~」と先輩に声をかけられたくらいですよ。
最近は教える側をやるようになりましたが、新人さんに無理をさせるつもりはありません。
それと現実的な話ですが、戦力になる前に辞めてもらった方がありがたいです。
雇う側としては、新人に教えた分が無駄になるのを避けたい。
辞めたいと思ったら、悩まず行動に移しましょう。
▼客室清掃員を辞める理由はこちら。
仕事をばっくれるのはNG
連絡せず仕事を辞める人がいますが、一応働いた分の給料はもらえます。
でも無断欠勤をされると、「何かあったんじゃないか?」「体調は大丈夫かな?」と普通に心配です。
また、清掃員の指示書は簡単に作り直せず、部屋をそのまま割り振るしかできません。
清掃のルーティーンが組みづらくなってしまいます。

辞める気持ちが固まっていたら、早めに連絡してくださいね!
職場への連絡方法
職場へ連絡するタイミングは、一息ついた時で構いません。
フロントが電話に出ますので、理想としては仕事が落ち着いてる時間帯です。
それは15時~16時くらいになります。
朝8時~10時頃は、チェックアウトが集中するためなるべく避けてください。
15時以降はチェックイン時間ですが、すぐは混まない傾向です。
繁忙期・イベント・休憩の時間帯などで変わるため、かけ直しをする場合がある。
自動音声電話を採用するホテルでは、ナビダイヤルで「直接問い合わせる」を選べば繋がります。
辞める意向を伝える
フロントに繋がったら、辞める理由を伝えてください。
以下が例文になります。
昨日お世話になった○○です。
研修ではありがとうございました。
早々で申し訳ございませんが、私には向いていないようなので、退職させていただきたくお電話しました。
辞める理由を聞かれたら、体調不良または一身上の都合と話しましょう。

客室清掃員で多いのは、体力が持たない・腰が痛いなどですね…。
元々体を動かすことに慣れていない人だと、初日で体調を崩しやすくなるのです。
職場から説明を受ける
必要書類・制服などの返却・ロッカーの整理など、退職に向けてやることを話してくれます。
忘れたりかけ直しが多くなったりしないよう、メモを取るといいですよ。
制服については、必ずクリーニングに出してから返却です。
▼客室清掃員の服装はこちら。
必要なものの提出や返却が終わったら、退職となります。
退職後、給料日に振り込みがあるかチェックしておく。
仕事を続けるか辞めるかの判断は?
続けるか迷った時は、以下の考え方がおすすめです。
- 「大変そう」「きつそう」と思ったら続けてみる。
- 「私には無理」しか思えなかったら辞める。
何事も最初は大変なので、私はこれを判断基準にしています。
慣れればできることは増えますが、無理をすると体力と精神が持ちません。
研修期間は会社ごとに異なりますので、そこだけ頑張ってみるでも大丈夫ですよ。
続けることにした人は、体のケアをお忘れなく。
▼客室清掃員におすすめのストレッチはこちら。
ノルマの交渉はアリ?
もう少し様子を見たい人は、清掃部屋の数を交渉してみましょう。
できると思われると、部屋数(ノルマ)が増えやすい可能性があるからです。
研修期間は時給が安いケースもあり、新人のうちはゆっくり覚えるつもりで◎。
しかし、人間関係が悪かったり人手が足りなかったりして、意見が反映されるかは職場環境に左右されるかもしれません。
これも働き続ける判断要素になりそうですね。

相談するなら、ペアになって教えてくれる先輩が話しやすいですよ!
▼客室清掃員の人間関係はこちら。
まとめ:客室清掃が辛かったら早めに退職を伝えよう
客室清掃員を続けるのは、中々大変なことです。
でも働き続けている人と比べるのではなく、自分の気持ちに向き合ってくださいね。
初日に無理だと思ったら、すぐに会社に相談しましょう。