ディズニーで使える合流利用サービスは、赤ちゃんや子供にピッタリです。
体調管理が難しい妊婦さんも、もちろん使えます。
注意点を含めたポイントも知れば、子連れディズニーのハードルが下がりますよ。
今回はディズニーの合流利用サービスについて、使い方や注意点などをまとめました。
ディズニーのルールを知り、うまく使いこなしましょう♪
この記事がおすすめの人
・赤ちゃんや子供とディズニーへ行く。
・子供と長時間列に並べるか心配。
待機列に合流できるサービス
ディズニーでは、列から勝手に抜けたり合流したりするのは禁止されています。
しかし、子供や心身にハンデを持っている人にとっては、長時間並ぶのが大変な人もいますよね。
その人向けのサービスが、合流利用サービス。
主な対象者は、列に並ぶことのできない”車椅子の方・高齢の方・妊娠中の方・理由により体の機能が低下している方”とされています。
年齢制限は無く、証明書や登録が不要なので、ダス(DAS)よりも利用しやすいのがメリットです。
「列に並ぶことができない」という条件を満たせば利用できる。
そのため、パークチケットを持たない赤ちゃんでも大丈夫ですよ。
▼ダス(DAS)の使い方はこちら。
子供のハプニングがあっても安心
子供はいつもと違う環境だと、はしゃぎやすくハプニングがつきもの。
急にトイレに行きたがる・疲れてベビーカーで寝てしまったなど…旅行あるあるでしょう。
子供をトイレに連れて行くから抜けてOKなんてルールはありません。
後ろに並ばれている方がOKしてくれて抜けたとしても戻ったときに「そんな許可はしてない」と言われてしまえば終わりですよ(一部引用)
それが並んでいる時に起きたら、焦ってしまいそうです。
でも合流利用サービスがあれば、キャストのサポートにより解決することができます。
正しい使い方を確認し、ルールに沿った行動でディズニーを満喫してくださいね。
ディズニーの合流利用サービスの使い方
合流利用サービスの内容は、いたってシンプル。
登録不要の簡単なやり方なので、すぐに使いこなせますよ。
1.近くにいるキャストに声をかける
並んでいる途中に抜ける理由ができたら、近くのキャストに声をかけてください。
抜けたい理由と、合流利用サービスを使えるかを確認します。
合流利用サービスというワードが出れば、キャストが対応しやすくなるので言ってくださいね。
基本は「利用する対象施設のキャスト」に声をかけますが、遠かったら、付近にいるキャストにお願いしましょう。
そのキャストから、対象施設に繋いでくれます。
不安な方は、列に並ぶ前にキャストに相談するのが◎。
サービスを利用したくなったらどうすればいいか、アドバイスをもらえますよ!
2.列から抜ける人のチケットを掲示
悪用やトラブルを防ぐため、パークチケットを基にしてサービスを受けます。
抜ける本人のパークチケット、もしくはチケットを持たない子供は同伴者のパークチケットを掲示してください。
一人で待つのが難しければ、介助者として一人の付き添いが可能です。
その場合、抜ける本人+介助者の二人のパークチケットを掲示します。
最初からアプリでチケットを表示させておくと、手続きが早く済む。
3.合流するとき再度キャストに声をかける
合流できるようになったら、対象施設の入り口にいるキャストに声をかけます。
列を抜けた理由と、サービスの名前を伝えるのが◎です!
キャストにパークチケットを確認してもらい、問題なければ対応してもらえますよ。
時にはキャスト専用通路から案内されるので、指示通りついていきましょう。
念を押しますが、このサービスは必ずキャストを介さなくてはなりません。
はじめに声をかけたからといって、自己判断で合流しないようくれぐれもご注意ください。
合流利用サービスを使う上でのポイント
合流利用サービスには、決まったルールがあります。
これを守らないと、他のゲストに迷惑をかけたりサービスの印象が悪くなったりする可能性も…。
楽しみにしているのに、居心地が悪い・肩身が狭くなるのは避けたいですよね。
ポイントを理解して、ルールに反しない使い方をしましょう。
抜けられるのは本人(+介助者)のみ
合流利用サービスは使いやすいですが、対象者は限られています。
誰でもOKではなく、”列に並ぶことができない”が条件。
悪い例だと、グループで来ているのに一人だけ並んでもらうこと。
抜ける時は、必要最低限の人数しか許可されません。
全員で待機するのはディスアビリティアクセスサービスになりこれは障害手帳をお持ちの方が対象のサービスです。(一部引用)
キャストからNGが出ますし、悪用はやめましょう。
同時に他施設は利用できない
合流利用サービスは、ハンデがあってもゲストが平等に楽しめるようにと考えられたサービス。
利用中は、並んでいるはずの時間を別場所で過ごしているだけです。
空いているからと、別のアトラクションに乗るのはルール違反になります。
利用をスムーズにしたいなら、ヘルプカード(ヘルプマーク)をご検討くださいね。
▼療育手帳がある子のディズニー持ち物はこちら。
代わりに並ぶ人がいないと使えない
小さな子供と2人きりでディズニーに行く場合、合流利用サービスは受けられないと思っていいでしょう。
子供に付き添う形になると、代わりに列に並ぶ人がいないからです。
代わりをキャストに頼むのもできません。
理由は「緊急時の避難や対応を速やかにする」ためと、「安全を確保する」ためとされています。
グループでの悪用に釘を刺しましたが、人数が少なすぎても使えないのです。
お父さんと子供(または妊婦さんと子供)で来ていて、キャストに断られる人をたまに見かけます…。
昔は、待ち時間ゼロの「ゲストアシスタントカード」がありましたが、過剰なサービスが問題視され廃止しました。
ゲストアシスタントカードは無くなったので、久しぶりに行く人は混同しないようご注意ください。
アトラクション内では使えない
ホーンテッドマンションやスティッチ・エンカウンターなど、乗る前にちょっとしたイベントがあるアトラクションがありますよね。
イベントスペースに入ったら、合流していない側は入れなくなります。
なので、そのスペースに入る前にキャストに相談してください。
「こちらに向かっている」くらいの短い時間なら、その場で待機できる。
また、急なトイレなどで、イベントスペースから外に出ると並び直しです。
キャストの配慮でショートカットできますが、プライオリティパスかDPAの列から入るでしょう。
退場時に案内されるキャストから説明がありますが、並び直す時は入り口のキャストに説明すれば大丈夫ですよ。
ネットの情報をうのみにしない
合流利用サービスに限ったことではありませんが、ネット情報は古いものや誤報が混じることがあります。
現地で困ることが無いよう、下調べは最新の情報を。
TDRキャストは禁止行為にはきちんと対応されますから、割り込みが見つかったり、他のゲストに報告されたりして露見すれば、割り込んだ人が出て行くか、全員で並び直すように指示されますよ。
もし私が悪人で、そんな禁止行為を「大丈夫ですよ、私はいつもやってます♪」なんて言ったら信じますか。
それを真に受けて現地でトラブルになっても、ここの回答者様がたは誰も責任を取ってはくれません。
嫌な思い出が残ってしまうのは質問者様なんです。(一部引用)
ネット情報は公式HPにして、紹介サイト・質問類はお気を付けください。
誤情報を見極めることが大切になってきます!
とあるキャストの間違った対応が広まることもあり、判断が難しいケースも。
リサーチしつつ、当日焦らない心構えをしておきましょう。
時には諦めることも必要
様々なサービスを利用できますが、根本はディズニーを楽しむために来ています。
もしかしたら、合流利用サービスがうまく使えないことがあるかもしれません。
その時、大人側がガッカリしたりイライラしたりしたら本末転倒です。
あまりにも人気のアトラクションならば、時には諦めることも必要でしょう。
まずは、早いうちにDPAやプライオリティパスの検討を。
子供が「来てよかった」「また来たいな」と思える、余裕のある時間をお過ごしくださいね。
まとめ:ディズニーの合流利用サービスは家族や子供向け
赤ちゃんを含む子連れディズニーでは、合流利用サービスが手助けになります。
困った時はキャストに頼り、相談することで、夢の国を思い切り楽しめますよ。
子連れだからと先延ばしにしていた人も、体調が万全なタイミングで行ってみてください。
▼子連れで電車ディズニー体験記はこちら。