ラーケーションは、2023年に愛知県が採用したのがはじまりです。
導入した県は限られており、書き方や内容を考えるのに慣れていない人は少なくありません。
今回はラーケーションについて、書類の内容や書き方をまとめました。

ポイントを知って、どんどんラーケーションを使いましょう!
ディズニーもラーケーションの対象になる
ラーケーションとは、「子供が保護者と一緒に、校外で自主的な探求活動・体験を通して学ぶこと」を目的にした制度です。
この制度により、平日に休んでも欠席扱いされません。
日数は3~5日で、1日ずつでも連休にしても大丈夫になっています。
繰越されない場合がほとんどなので、有効なうちに使った方がお得なのです。
探究活動や学習体験に繋がるなら外出先に指定は無く、ディズニーでも申請できます。
「娯楽」というイメージが先行するが、ディズニーにはたくさん学びがある。
▼親子で行く電車ディズニーはこちら。
ラーケーションを使う時の注意点
ラーケーションは最近始まった制度のため、知っておきたい注意点を挙げます。
- 残った日数は繰越されない。
- ラーケーション反対派もいる。
- レポートの提出をする場合がある。
- 給食費は返金されない学校がある。
年に使える上限日数は決まっており、使わなかったら消滅します。
勘違いすると、スムーズな申請ができなくなる他、外出の予定を組み直すリスクも。
県や学校で異なるので、詳しくは通う学校に問い合わせてみてください。
ラーケーション反対派については、お友達からのひがみ・保護者同士の仲違い・夫婦喧嘩のケースがあるようです。
古い考え方の人間なので、義務教育は親の義務。邪魔をすることは違法。
なので、旅行で休ませるのはナシだと思います。(一部引用)
ラーケーションの申し込み方
ディズニーへ行く日が平日に決まったら、早速ラーケーションを申し込みましょう。
まずは、先生とコンタクトがとれる「連絡ノート」に、ラーケーションを使いたい旨を書いてください。
ここでは、それに関する具体的な内容をお伝えします。
用紙はどんなもの?
引用:愛知県ホームページ
ラーケーション用の書類として、ラーケーションカードがあります。
こちらは、学校のホームページからダウンロードできますよ。
内容の一例は、以下の通りです。
- 体験活動をする日(期間)。
- 活動場所。
- 体験活動の内容(学びを詳しく書く)。
- 子供と保護者の名前、連絡先の記入欄。
- 学校からの確認事項とチェック欄。
学校によっては、項目が少なくシンプルなものもあります。
何日前に提出するの?
ラーケーションカードを提出するタイミングは、活動日の1週間前までです。
それ以降になると、受理されない可能性が高くなります。
学校とのやりとりは、電話・メール・アプリなど指定されたものを使ってください。

時間がかかることを見越して、早めに提出した方が安心できますよ!
準備するものはある?
ラーケーションカード以外で、提出したり準備したりするものは特にありません。
申請する手間が少ないのは、ラーケーションの良さのひとつです。
ラーケーションの活動内容の書き方
ラーケーションカードで悩むところは、活動内容ですよね。
最初は大変ですが、ディズニーの学びの要素を繋げれば、意外とすんなり作成できます。
ディズニーはどんな”学び”がある?
ラーケーションは自主性も重視されているため、子供と一緒に考えることが大切です。
以下を参考にしながら、なるべく子供が主導して、親はサポートに回りましょう。
- 非日常の建築物を見る&触れる。
- キャストの高レベルな接客を体験する。
- 英語環境に身を置く。
- 予算の中でお金の使い方を学ぶ。
- 計画を立てる&実行力を養う。
- トラブルの予測や対応力。
- リーダーシップを養う。
- 家族の時間に価値をおく。
ディズニーならではの世界観は、建築物やキャストの接客に表れます。
それに刺激を受けると視野が広がり、五感を使うことで本人の能力や興味を促進できるのです。
それが自信に発展すれば、リーダーシップ・実行する力に繋がりますよ。
また、ラーケーションは平日なので、親子の「有意義な交流を深める」最良の機会なのです。
箇条書きでもOK
活動内容に文字数指定は無く、事細かに書き込む必要はありません。
文章にするのが難しければ、簡潔にできる箇条書きがおすすめ。
- 非日常の世界観に触れる:探求心や興味を刺激し、主体性を伸ばす。
- 出発~帰宅までのスケジュール作成:計画性とその実行する力を養う。
- グリーディングやキャストとの関わり:コミュニケーション能力を育てる。
- 家族とより豊かな時間を過ごす:家族で楽しさを共有することで、絆を深める。
このような形だと、目的が分かりやすくなりますよね。
ディズニーの公式ページを参考にする
引用:東京ディズニーリゾート
ディズニーでは、校外学習として「ラーニングファン」というサービスを提供しています。
主に教員や学校関係者に向けてなのですが、学びのアピールポイントが詰まっているのです。
こちらのページを読むと、活動内容のヒントが得られますよ。
▼ディズニーのラーニングファンはこちら(引用:東京ディズニーリゾート)。
まとめ:ディズニーでの学びは子供の成長に最適
ラーケーションは親側にも利点があり、仕事と家庭の両立がしやすくなります。
「平日は仕事で休めない…」と思いがちな、ワークライフバランスも支えてくれるのです。
ラーケーションを使って、親子ディズニーを満喫してくださいね。