育児している皆様、本当にお疲れ様です。
私も育児真っただ中で、娘2人を育てている身なので「可愛いけど大変…」というお気持ち分かります。
今まで通りこなそうと頑張っていたら、体力も精神も限界になり…体調を崩してしまいました。
キャパオーバーだったので、やらなくてもいいことを考えることにしました
今回は、育児と仕事を両立するために辞めた7つ、経験を踏まえてご紹介します。
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・すぐにイライラしてしまう
・毎日疲れてヘトヘトになる
余裕がなくて疲れ切った生活
昔は、同居家族やご近所付き合いで育児を分担できましたが、今はワンオペの方がたくさんいらっしゃいます。
育児・仕事・家事…一人で抱えるのはとても大変なことです。
ご主人に相談しても、他の奥様と比較されたり、協力できることはやっていると言われたり、なかなか理解してもらえないのが現実。
もし自分が倒れたら、ご主人に頼れるのか不安な方も多いでしょう。
病気になってしまう前に、ご自分の体調を優先してください。
それに、疲れたままだと思考力も判断力も落ちてしまいます。
育児はそれだけ過酷なものですし、環境や考え方をある程度変えた方が、気持ちが軽くなりますよ。
余裕作りは「時間」と「適当」
忙しそうに見える人でも、余裕を持っているとネガティブになることは少ないです。
この、気持ちの余裕がとても重要。
そしてもうひとつは、適当さです。
納得のいく結果にしたい・決まったルールじゃないと嫌など、こだわりを持ったままだと精神が追い詰められます。
つまりこだわりが強く、神経質で真面目な人が疲れやすい、それは大きな一因になる訳です。
そうならないため自分だけの時間を作り、心と体を適度にリフレッシュさせてくださいね。
余裕ができることで、問題を解決しようとするメンタルも確立できてきます!
「私ばかりが辛い思いをしている…」「どうしたらいいか分からない…」という日々を脱しましょう。
私が辞めた7つのこと
自分の時間を作ることと適当さが大切、では「何を省けばいいのか?」が悩むところです。
変えたことで家族の絆にヒビが入ることは避けたいですし、最低限譲れない価値観だってあります。
自分が壊れないために、辞めて効果があったものをまとめました。
時間を気にするのを辞めた
娘たちの生活を乱さないようにと、ご飯・おやつ・就寝といった時間管理で頭がいっぱいでした。
常に時計を気にしていて、ゆっくり座って一息つくなんて滅多にできません。
でもそれを辞めたことで、いつも焦っていたことに気が付いたんです。
例えば、以下の内容が良い結果に繋がりました。
- 20時ではなく21時就寝にしたら、一家団らんの時間が作れた
- 時間外のおやつは禁止ではなくジュースやアメで代替した所、お互いイライラすることが減った
- 帰宅が遅くなったら、お惣菜で済ませる
- ゆっくりマイペースに進められる安心感を得た
親がピリピリしていると子供も察しますから、気持ちにゆとりができるのは大切です。
家が心地いい場所になれるよう、自分だけでなく家族全体で考えるといいですね。
主人に遠慮しすぎるのを辞めた
前の私は、主人に養ってもらっているからペースを邪魔しちゃいけない、と思っていました。
休日は好きなだけ寝てていいし、「部屋で休んでていいよ」と声掛けもしていましたね。
当時はそれで良かったんですが、2人目が生まれ、パートも始めるとすごくしんどくなってきたんです。
このままじゃいけないという気持ちはあったため、思い切って主人に相談。
やってほしいことがあれば言う、主人が家にいるとき私は好きに過ごして良い、方向性はそうなりました。
一方的にならず、主人にも大変なことはあると理解するのはお忘れなく…!
時間が欲しい時は主人に娘たちをお願いして、やってほしいことを伝えているうちに、積極的に行動してくれるようになりました。
ここでのポイントは、「いつもお願いしているから察してよ!」と怒らないこと。
その時の状況やメンタルも関わるため、普通に話しかけるようにしましょう。
また、命令口調ではなく「~してくれる?」「~できそう?」と、言い方も気を付けました。
▼主人のうつ病の記事はこちら
細かいお金の管理を辞めた
お金の支出を把握するため、ずっと家計簿アプリを利用していました。
小銭単位で入力していたんですが、これが地味に面倒でレシートも溜まりやすかったです。
そこで、家計簿は支出管理ではなく、用途管理に変更しました。
以下のことに気を付け、何にお金を使ったかが分かればOKってことです。
- 食費や日用品、光熱費など、生活する上で必要なものは金額だけ記入
- シーズンものや娯楽など、普段と異なる出費は”何を買ったか”メモを残す
- 100円以下の単位は切り捨てて、ざっくりと入力
家計簿アプリを使えば、項目ごとにグラフで推移が見られて便利ですよ。
できるだけクレジットカードや電子マネーを利用して、ポイント還元の恩恵を受けましょう。
うぬぼれを辞めた
うぬぼれ(自惚れ)とは、そこまで能力が備わっていないのに、自分は優れていると思い込むナルシストのこと。
お恥ずかしいですが、自分は正しい・難しいこともこなせると過信する時期がありました。
そうゆう人は、相手に悪い印象を与える可能性があります。
- 自分さえ良ければいい
- 自分の考えを共感してほしい
- 弱みを知られたくない
- 都合の悪いことは人のせい
- 論破することが快感
全ての人が当てはまるわけではなく、このような傾向があるのです。
このままでは、人が離れていくばかり…
まず自分の弱みを知り、受け入れましょう。
そして、不得意なジャンルで相手が困っていたら、思いやりで接してみてください。
自信を持つことは悪いことではありませんので、自分の話ばかりでなく、相手の話を聞くのがコツです。
”安ければいい”を辞めた
自分や家族が好きな物・使いやすい物をおすすめします。
値段で決めるのではなく、満足度の高さが優先です。
時短のために家電を買い替えたり、便利グッズを取り入れたり、好みのアイテムを飾ったり…。
物の使い道は人それぞれで、「役に立っているか」も選ぶポイントになります。
探しやすいのは、100均の他にスリーコインズやSHEINなど、低価格でコスパの良い商品が揃(そろ)うお店。
しかし、安価ならお試し感覚で買いやすくても、値段が上がると手が出しづらいですよね。
ネットのリサーチは行いつつ、他社と合い見積もりをとったり、ユーザーの口コミを参考にしたりしましょう。
ながらスマホを辞めた
家事をするときはスマホが必需品で、動画を流しっぱなしにしていました。
子供が部屋にいれば、目線から見えない場所に置き、料理・食器洗い・ちょっとした掃除などを済ませる日々。
気持ち的には、「家事だけだとなんとなく暇…」くらいだったんですが、これも疲れの原因になっていました。
理由は、脳が視界に入るものを無意識でも処理しようと活動するからです。
情報が多いほど脳はバテやすいので、わざと精神が疲れるようなことをしていたんです。
睡眠中に音楽や動画を流したままにするのも、脳の休息を邪魔しています。
寝ても気晴らししても疲れが取れない方は、一度スマホから離れましょう!
▼詳しく知りたい方は、こちらの記事で触れていますのでご一読ください
失敗で落ち込むままなのを辞めた
失敗は避けたいイメージでしょうか?
私はその逆で、「失敗はラッキー」だと考えています。
もちろん失敗しないよう気を付けていますが、いつもそうはいきません。
もし失敗したら、”自分の疎(おろそ)かにする部分・苦手分野”が知れたとポジティブに切り替えます。
気持ちが落ち着いたら振り返り、どうしたら繰り返さないか考えてみると◎。
また、人から注意されたこと(※)はきちんと向き合うことです。
※パワハラや愚痴・暴言とは別で、直した方が良い所を冷静になって教えてくれた場合
大人になると、注意してくれる人はかなり減ります。
早々に見放されますし、言った相手によっては自分の身に危険が及ぶからです。
大人になってから変わるのは難しいですが、注意されたことを改めるのが、相手の思いやりに応えることになります。
まとめ:育児は全力じゃなくていい!時間と心に余裕を持つ
育児と仕事の両立は大変ですが、だからこそ実感できる幸せもあります。
全てが理想通りにならなくても大丈夫です。
自分の精神と体調を大切にすれば、余裕が生まれて物事に対応しやすくなります。
辞められることは辞めて、気持ちにゆとりを持ちましょう!