私の職場は、自腹で靴を購入するので地味に痛い出費です。
何回か買い直しを経験し、なるべく損をしたくないと考えるようになりました。
そんな中気が付いた、ホテル清掃員が履きやすい靴をご紹介します。
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どんな靴にするかで、怪我のリスクや体力消耗に差が出ます!
この記事がおすすめの人
・靴選びに迷っている。
・働きやすい靴を選びたい。
ホテル清掃員が履く靴はどんなもの?
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ホテル清掃員の靴は、色や種類など何でも良い訳ではありません。
会社のルールに合わせて用意します。
私の職場では、以下の条件を満たす必要があります。
- 白い靴。
- 清掃専用にできるもの。
- 足にフィットして動きやすいもの。
清潔感のある色に加え、お部屋を汚さないよう外履きと使い分けます。
小さなブランドのロゴや、黒・ブラウンなどの控えめな色味であれば少し入っていても大丈夫でしょう。
靴紐の有無も自由です。
ゴミ捨ての時に靴を履き替えますので、脱ぎ履きしやすいものが丁度いいですね。
気になる人は、面接か採用通知の時に聞いてみてください。
▼客室清掃員の面接内容はこちら。
ホテル清掃員がNGな靴
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先ほどの条件とは反対に、履けない靴をご説明します。
お客様への配慮と、怪我を防ぐために決められていることが多いです。
- 白以外の靴。
- ヒールの高い靴。
- ミュールのようなかかとが覆われていない靴。
身だしなみは、清潔感が左右される大切な部分。
お客様と顔を合わせた時、「もしかして外履きのまま掃除している?」と思われないようにしています。
また、厚底やフィット感がイマイチなつくりだと、作業中にバランスを崩しやすくなるのです。
安全に仕事をするために、ファッションより実用性を重視しましょう。
靴下は派手じゃないもの
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靴下は、くるぶし丈が扱いやすいです。
汚れた時に履き替えが楽で、短い丈のおかげで好きな柄を選びやすいですよ。
でも、秋冬に丈の長いものを履くときは、柄や色が控えめのものを。
ボトムスの裾から靴下が見えるので、奇抜なデザイン・カラーだと印象が変わります。
ストライプや小さいドットなど、多少の柄は問題ありません。
ホテル清掃員におすすめの靴3パターン
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ホテル清掃員が履く靴は、ルールが守られていればそこまで厳しくありません。
会社から支給されない場合、なるべくコストを抑えたい人もいるでしょう。
そんな人向けに、おすすめの靴を3種類ご紹介します。
安さ優先の上履き
上履きは学校のイメージですが、ホテル清掃で履く人もいます。
近所のお店で手に入りやすく、価格も安いメリットがありがたいですね。
2足持っていると劣化も遅く、汚れた時に洗いやすくなります。
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買い替えるとしても、家計に響かなくて良さそうです!
ただ、上履きを作業靴にすると、負担の面でデメリットが…。
- アッパー(足の甲)が簡素なつくり。
- ソールが薄く、足への負担がダイレクトに伝わる。
ソールにクッション性がないので、床を靴下で歩いている感覚です。
動くたびに、かかる負担が足腰に伝わりやすくなります。
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アッパーについては、物が落ちた時に保護する部分がありません。
私は過去に、荷物置きの台を倒してしまったことがあり、足の甲にぶつかって大変な思いをしました…。
当時上履きを履いていたので、すぐに買い替えています。
安いからには理由があり、長く履き続けない方がいいと言えるでしょう。
キャンバスシューズ・デッキシューズ・スリッポンも注意
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キャンバスシューズのように、布製がメインだと上履きと似た条件になります。
デッキシューズとスリッポンも、同等の商品があります。
それぞれがシンプルで安くても、履き心地は別と考えましょう。
ソールはしっかりするかもしれませんが、アッパーが少し頼りない印象です。
また、水と汚れを吸収する素材なので、清潔感が失われます。
これを知っておくだけでも、選びやすくなりますよね。
動きやすさ優先のスニーカー
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運動に近い作業だけに、これでも全く問題ありません。
ベテランさんが履きがちな靴でもあります。
初期費用がかかりますが、履き続けることを考えたら元が取れますよ。
以下の点に気を付けながら、お店で試し履きをしてみてください。
- 靴本体の軽さ。
- 素材の撥水性。
- ソールのクッション性。
- きつくもゆるくもないフィット感。
ソールは厚すぎてもダメなので、ファッション寄りではなく運動靴のジャンルで探すのがおすすめ。
撥水性が大切なのは、ユニットバス清掃で水がかかることがあるからです。
靴がぬれると、いやなにおいの原因になる他、劣化を早めます。
もし撥水性が低くても、防水スプレーを使えばカバーできます。
靴に汚れが付きにくくなり、落としやすくもなるのでセットで購入アリです。
実用性トップのコックシューズ
引用:ワークマン
コックシューズとは、調理場で利用される靴です。
ジャンルは違えど、メリットを見ればホテル清掃の仕事にもピッタリ。
- 防水素材。
- 脱ぎ履きのしやすさ。
- 靴底の滑り止め加工。
- アッパーのしなやかさ。
- 無駄な装飾がなく洗いやすい。
- ソールとアッパーの適度な厚さ。
立ち仕事&水回りという条件から、コックシューズが最適だと分かります。
滑り止めが付いていて、滑って体勢を崩すリスク減。
防水性能は非常に高いので、汚れた部分に直接シャワーをかけて落とすこともできますよ。
これだけ高性能なのに、3,000円以下な高コスパさが魅力です。
また、アッパーがしなやかだと、しゃがんでもつま先に負担がかかりません。
作業中に感じるはずのストレスも、クックシューズなら無縁なのです。
専門職が集うショップに注目
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コックシューズが候補に挙がったように、職種で探すと見つけやすい場合があります。
例えば、介護士や看護師。
動き回る体力仕事なことと、入浴介助で水回りを扱うことが共通します。
あとは、倉庫や工場の軽作業の職種です。
重い物を取り扱う・靴のグリップが重要など、これもホテル清掃員と通ずるものがありますね。
「看護師 防水靴」「作業靴 防水 白」のように、求める条件を確認してみてください。
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そうすれば、理想に近い靴が見つかるでしょう!
▼履く靴を選ぶならこちら。
まとめ:ホテル清掃員の靴はグリップが効く防水系を
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ホテル清掃員は、会社の決まりに合う靴をうまく選んでいます。
足腰に負担がかかり、疲れやすいからこそ実用性を求めているのです。
怪我や頻繁な買い直しをしないよう、適した靴で仕事をこなしましょう。