子供のおもちゃは、あっという間に増えていきますよね。
そのせいで、おもちゃ箱がゴチャゴチャになっていませんか?
どうしたらいいか分からない人へ、おもちゃをうまく減らすポイントをまとめました。
子供と一緒に、おもちゃの見直しをしてみましょう!
この記事がおすすめの人
・おもちゃを無くしやすい。
・使わないおもちゃか判断したい。
子供のおもちゃは増えやすい
赤ちゃんのうちは大人が選び、大きくなってくると本人が欲しい物を買うようになるおもちゃ。
誕生日やクリスマスなどのイベントは、おもちゃが増えるキッカケですね。
喜んでもらえるのはいいですが、増え続けるおもちゃの整理に悩んでしまいます。
収納にも限りがあり、ある程度の量になったら少し減らす方向を考えてみましょう。
おもちゃを減らすメリット
おもちゃを減らすメリットは、管理しやすくなることです。
「どこにあるんだっけ?」「入らないから別の場所に入れよう」などの困り事が減りますよ。
おもちゃ箱は子供が使いますが、減らす判断をひとりでするのは慣れていない所があります。
大人が一緒になって、気持ちに余裕を持って取り組んでみましょう。
うまくいけばおもちゃを選びやすくなり、整理されたおもちゃ箱の習慣化に繋がるのです。
おもちゃを減らす方法
たくさんのおもちゃを一気に減らさなくても大丈夫。
思いきり過ぎると失敗するので、ひとつずつ進めていってくださいね。
似たおもちゃを比べる
おもちゃの役割として、似たものはないでしょうか?
プレゼント・教材・おまけ類(ハッピーセットやすき家)でも、おもちゃがかぶることはよくあります。
サイズ&用途で、同じ系統があればまとめてみます。
- 硬さや形違いのボール。
- プラスチック製ブロック。
- 料理やお医者さんなどのおままごと系。
まずは子供に聞いてからです。
自分で選ぶ・決める力が育ちます。
もし選べなかったら、大人目線で”あまり遊んでいない方”を別場所にしまってみてください。
壊れたおもちゃは保管箱へ
パーツを無くしたり、本来の遊び方ができなくなったりしたものが対象です。
いつも遊んでいるものだったら、そのまま触れずにOK。
ほとんど遊ばず、おもちゃ箱に眠っているなら保管箱へしまいましょう。
ただ、壊れた状況によっては誤飲や怪我の原因になります。
安全のため、子供と相談した上で片付けてくださいね!
対象年齢を確認する
減らす指標として、対象年齢があります。
対象年齢の幅が広いおもちゃは多く、”とりあえず入れたまま”になっているのはありがち。
ずっと置いてあると当たり前になるので、中々気が付きにくいです。
対象年齢が極端に低ければ、処分を考えましょう。
兄弟がいるならおさがりできるため、別場所にしまっておくといいですね。
収納は子供の管理できる量に
おもちゃを遊びやすく・片付けやすくするには、山積みにならない量にすることです。
収納の基本は、縦置き。
積み重ねる横置きは、下にあるおもちゃが見えなくなります。
探す時間がかかったり、遊ばなくなったりする原因に。
積み木などのブロック系は量が多いので、深さのある収納が◎。
おもちゃが散らばるのを防ぐには、ベビーサークルを利用する方法もありますよ。
赤ちゃん期を過ぎてからも使えるため、持っておきたいおすすめアイテムです。
もったいなければリサイクル
新品までいかずとも、少ししか使っていなくてもったいない…と感じるおもちゃありますよね。
- 子供が飽きてしまった。
- パーツの一部をすぐなくした。
- 危ない(本来の使い方と違う)遊び方をするので片付けた。
年齢や性格によって相性があり、選び方を気を付けてもなかなか難しい所。
おもちゃの状態が良ければ、リサイクルショップで数円ですが買い取ってもらえます。
フリマサービスのアプリ(メルカリやラクマ)を利用してもいいですね♪
また、自宅近くの児童館でリサイクルを受け付けていますよ。
ただ、”靴下や水筒などの衛生用品は受け付けない”というような、細かな決まりはあるでしょう。
詳しくは問い合わせてみてください。
簡単におもちゃをあげない
「おもちゃが欲しい!」と子供が思うのは、一時的なことが多々あります。
ガチャガチャや100円ショップなどのおもちゃは、手軽だけどあげ過ぎ禁物…。
もっていないものを欲しくなるのは理由があり、「手に入れづらいものほど欲しくなる」と思う心理が働くのです。
つまり、欲しがればもらえるものは大切にしづらく、飽きやすい傾向に。
買いたい・欲しいと言われても、少し時間をおくのがコツです。
あまり興味がないものは、時間が経てば物欲が無くなります。
▼物欲を抑える方法はこちらから。
おもちゃを減らす注意点
おもちゃの持ち主は子供です。
減らし方を間違えると大変なので、しっかり注意点を守りましょう。
捨てる前に保管箱へ
子供の意見は変わりやすいです。
「やっぱり遊びたい!」となった時、すぐ渡せるよう保管箱を用意しておくのが◎。
しかし、保管箱も数が増えると場所をとりますよね。
保管箱は、どんなサイズでも入る大き目を選ぶと管理しやすいです。
箱は、子供の目に入らない高い場所にしまうか、中身が見えない(透けない)タイプ。
また、遊ばないおもちゃで部屋が埋まるのはもったいないので、期間を定めます。
保管する期限は、3か月~半年くらいでしょう。
重ねる収納になったら整理のタイミング
おもちゃ箱に入りきらず、どんどん上に積み重ねる収納になってきたら整理のサイン。
一度おもちゃ箱を空にして、次の手順で子供と一緒にやってみてください。
すんなりいけばいいですが、そうはいかない時もあります。
例えば、大人から見たら遊んでいなくても、子供が「遊ぶからとっておく」というおもちゃです。
その場合は、おもちゃ箱に戻します。
日が経って、やはり手付かずだったら保管箱へ移動させてみましょう。
▼断捨離の仕方はこちらから。
大人の意見を押し付けない
おもちゃを減らすには大人の意見が必要ですが、主導権を握るのはNG。
声かけによっては、子供のやる気がなくなってしまいます。
大人側が「減らさなきゃ」と思うと、焦って言葉が強くなりがち…。
声かけを少し気にすることで、子供の意欲をそがずに進みやすいです。
- 意見は譲り合い:遊ぶかもしれないから一応入れておくね。
- 共感する声かけを:いっぱい遊んだよね、サンタさんのプレゼントだったよね。
- 否定や押し付けはしない:ダメ・使いなさい×。
- 子供が悩んでいたら提案する:○○するのはどうかな?
- 使えない理由があれば伝える:怪我をするかもしれないからしまっておこう。
相手の話を聞く力や、自分の気持ちを伝えようとする力が育ちます。
親がなんでも決めるのではなく、子供の成長に合わせてサポートしていきましょう。
まとめ:定期的におもちゃを減らす機会を作ろう
おもちゃをうまく減らすには、あふれる前に見返すのがポイントです。
ただ、無理に減らそうとすると失敗を招きます。
気持ちにゆとりを持ち、少しずつでも整理する習慣を作りましょう。