「服にイチゴのシミが付いてしまった…キレイに落としたい!」
これは、ネットに多く寄せられる質問のひとつです。
イチゴのシミは落としづらく、食べこぼしで服が汚れたらショックですよね。
そうならないために、正しいやり方でキレイに洗濯しましょう。
白い服でも目立たなくできますよ!
今回はイチゴのシミの落とし方について、落としづらい理由やシミを落とす手順をご紹介します。
この記事がおすすめの人
・子供が食べこぼすことがある。
・イチゴのシミを落とす方法を知りたい。
イチゴのシミが落としづらいワケ
イチゴの果汁は水溶性です。
そのため水に溶けやすく、水洗いで落ちる汚れ。
では、なぜ落としづらいとされているのでしょうか?
繊維に定着したら落としづらい
服に付いた果汁を放置すると、空気中の酸素と反応して変色(酸化)します。
イチゴなら、暗い色に少しずつ変わるのです。
また、汚れが目立つだけでなく、果汁が繊維の奥へと入ってしまう点も困りもの。
ベビー連れていちご狩り行こうと思ってる方いらっしゃったら、こどもには袖まである食事用のエプロンつけさせて親も汚れてもいい服で参戦することをおすすめします…いちごのシミって落ちないんだよね(一部引用)
引用:Xユーザーのふう
時間が経つと落としづらくなるのはそのためで、なるべく早く対処するのが◎。
適切な対処でシミは落とせる
上の画像は、イチゴ狩りをする娘の様子です。
よく見ると、袖部分もイチゴのシミが付いています。
本人は気を付けていたようですが、いつの間にか汚れてしまったみたいです。
イチゴを取る時・大きいサイズをかじる時などに、果汁がたれてしまうんですね。
こちらの画像は、イチゴ狩りで着ていた服と同じもの。
イチゴのシミはきちんと落とせました!
正しい落とし方だと、ここまでキレイになります。
洗う手順が大切なので、間違えないようにしましょう。
外出先でできる対処法
外出先でイチゴのシミが付いたら、色素が広がらないようティッシュでたたき落としを。
イチゴのシミの下(服の内側)にティッシュを敷き、その上からぬれたティッシュで優しく叩きます。
強くこするとティッシュの繊維が服に付くので、叩いて下のティッシュに色を移すイメージで。
このひと手間が結果を左右するのです。
できればすぐ水洗い
イチゴのシミが付いた服は着替え、汚れを水洗いしてください。
水洗いで果汁がある程度流れ、落としやすくなります。
服を絞った後は、干さずに袋にしまいます。
汚れが落ちないまま乾燥させると、色が定着するかもしれないからです。
外出先で完璧に落とすのは難しいので、仕上げは自宅でやる。
イチゴのシミの落とし方
イチゴのシミが付いても、焦らず対処すれば問題ありません。
うっかり食べこぼすことはありますし、知っておくと役立ちますよ。
準備するもの
家に帰ったら、なるべく早く汚れを落としましょう。
万能洗剤のオキシクリーンと、必要な道具をそろえれば準備完了です。
- ゴム手袋。
- 服が浸せる桶。
- 使い古しの歯ブラシ。
- オキシクリーン。
シミが広範囲な場合を考えると、大きい桶が洗いやすいですよ。
オキシクリーンを溶かす量は、水4Lに対してペットボトルのキャップ約2杯分になります。
オキシクリーンの汎用性の高さを考えると、大容量がコスパ最強です。
乾燥剤を入れておけば、固まらずに長く保管できます。
アメリカ製と日本製の違い
オキシクリーンは、アメリカ製と日本製(※)があります。
(※正式には中国製で、日本向けに作られたオリジナル商品。)
成分はほぼ一緒で、大きな違いは界面活性剤と香料が入っているかです。
界面活性剤とは、本来なら混ざりにくい水と油を繋ぐ成分のこと。
これにより汚れ落ちの範囲が広くなるため、洗浄効果も上がります。
…とは言うものの、洗浄力にほとんど差は無いようで、すぐに落とすならどちらを使っても構いません。
用途で合うものをお選びください。
日本人はにおいに敏感なため、そこも選ぶポイントですね!
オキシクリーンが使えない素材
注意点として、オキシクリーンと相性が悪い素材をお伝えします。
ウール・シルク・革製品・水洗いできない素材は、服を傷めるリスクがあります。
特にウールとシルクは、タグを見て混紡(別の繊維と混ざっている)かを確認しましょう。
それと、こすり洗いをするので、ワッペンやリボンがあると洗いづらいです。
イチゴのシミを落とす手順
お湯の方が落ちが良いため、給湯器で設定して使います。
必須なゴム手袋は、手荒れ予防と熱いお湯で洗えるようにするためです。
手順は、次の通りに進めていきます。
お湯が熱すぎると服が傷むので、40~50℃がベストです。
ちなみに、酸素の効果でイチゴの色が紫っぽく変わります。
心配になるかもしれませんが、手順に沿って洗えば落ちますよ。
個人的には、変色のおかげで汚れが見やすかったです!
イチゴ狩りの服装とは?
イチゴ狩りに行くと分かっていれば、前もってシミ対策ができます。
寒暖差や虫についても、準備があるかで違うでしょう。
みんながイチゴ狩りを楽しめる服装は、以下の通りです。
- 汚れてもいい服。
- フリルなどの装飾がない服。
- 脱いだり着たりしやすい服。
- ハチが反応する黒は避ける。
- 足にフィットした安定感のある靴。
イチゴ狩りの時期は品種や地域で違いますが、一般的に寒い時期が多いです。
でもハウス内は暖かいため、外の気温に合わせた服だと汗をかいてしまいます。
イチゴのシミが付くことも踏まえると、汚れてもいい着替えやすい服装が◎。
また、足元はビニール舗装されている所・土が多少ぬかるむ所と様々です。
転ばないよう、いつも履いている靴がおすすめ。
▼汚れた靴をオキシ漬けする方法はこちら。
食べこぼし全般落とせるオキシクリーン
オキシクリーンの洗浄力は、イチゴのみならずほとんどの食べこぼしに有効。
夏バテから守ってくれるスイカ・冬に人気のみかんなど、食材を味わいつつ洗濯が楽に済ませられるという訳です。
他に、色の濃い野菜ジュースや黒ずんだバナナも対象になります。
イチゴのシミ同様、「すぐに水洗い」と「汚れを定着させない」を守ってくださいね。
オキシクリーンは色落ちしにくい
カラフルな傾向の子供服は、漂白剤が使えず汚れも残りやすいです。
そんな漂白剤と違い、オキシクリーンは発泡力で汚れを浮かせるため色落ちしにくい利点を持ちます。
しかしオキシ液の濃度や服によって、色落ちする可能性がゼロではありません。
気になる人は、目立たない部分でテストしてみましょう!
まとめ:イチゴのシミが服に付いてもキレイに落とせる!
服にイチゴのシミが付いても、落ち込んだり焦ったりすることはありません。
落とし方さえ分かっていれば、キレイに元通り。
食べるのを遠慮したり、服選びに時間がかかったり…そんな困り事も解決できますね。
▼オキシクリーンで服を消臭する方法はこちら。