客室清掃員の裏技3選!現役ホテル清掃員が体力と時間を温存する裏技とは

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私が数年客室清掃員として働いてきて、職場で取り入れている裏技をご紹介します。

たった数分の時間でも、ノルマが増えるほど時短に繋がりますよ。

体力に自信がない・落ちてきた人にも、おすすめの内容です。

採用されてないホテルで働いているなら、ぜひ導入のご相談を!

裏技で”丁寧さ”をアップ

時間がなかったり体力が持たなかったりして、客室清掃を雑に仕上げる人がいます。

早いのが特徴ですが、インスペの注意が多くなる他、「仕事が雑な人」と悪い印象を持たれがちに。

客室清掃のインスペについてはこちら

裏技によって少しでも負担が減れば、その分清掃に専念できるのです。

たった5分と思っても、ノルマが増えるほど貴重な時間になります。

”丁寧な仕上げ”は客室清掃員の第一の目的のため、裏技を有効に使いましょう。

客室清掃の裏技3選

ここからは、私が実際にやっている客室清掃の裏技をお伝えします。

小さなことですが、やってみる価値アリな内容をまとめました。

カグスベールを使う

カグスベールとは、重い家具を動かしやすくするものです。

ベッドメイキングの負担が大きいため、ここで使います。

全てのベッドに取り付けるのは大変ですが、付け終われば得しかありません。

ベッドメイキングを早く仕上げる方法はこちら

ただ敷くだけでは外れてしまうので、以下の方法で取り付けてください。

準備するものは、接着剤とカグスベールです。

カグスベールを取り付けるやり方
  1. 必要な数だけカグスベールを開封する。
  2. 接着剤をカグスベールの内側に塗り、ベッドの脚を乗せる。
  3. 位置がズレてないか確認したら完了。

接着剤により、ベッドをどれだけ動かしても安心です。

一人でできなくはないですが、怪我防止のため二人一組が理想ですね。

ベッドを持ち上げる人・接着剤を付けたカグスベールを取り付ける人に分かれましょう。

ベッドメイキングしない部屋に印を付ける

環境保護の観点から、連泊だとベッドメイキングを省略するホテルが増えています。

シーツやカバー類は交換せず、数日そのまま使う形(汚れていたら交換)です。

カバー類を付け直さない部屋が多いほど、作業を短縮できます!

ただ、指示書に書いてあるのに、いつもの流れで剥がしてしまうことがあるんですね。

それを防ぐため、私はベッドの上にポップ(部屋に常備する広告)を乗せています。

乗せるタイミングは、10時のドンディスを確認する時です。

フロアを見回るのと合わせて客室に入り、ベッドの上にポップを乗せるだけ。

ベッドの目立つところに置くことで、シーツを剥がしそうになっても視界に入るのです。

これで間違えることはなくなりました。

デュベカバーを早く入れる方法はこちら

前もって指示書を印刷してもらう

清掃指示書の作成は深夜に行われ、配布は就業直前の朝礼時になります。

清掃員が出勤してくる時間帯にはほぼ完成しているので、先に印刷してもらうと就業前に確認ができるのです。

就業時間の1時間前くらいに、印刷した指示書をデスクに置いてもらうと◎。

未記入があるとすれば、アウト部屋が少ないくらいでしょう。

清掃ノルマ数や早仕上げの部屋が分かると、作業の優先順位が考えやすくなります

客室清掃員が得られるスキルはこちら

また、利用人数の変更による、枕やアメニティの追加も楽です。

一階のリネン庫でそろえられるものは、あらかじめ準備しておいてください。

まとめ:客室清掃の裏技で余裕を持って作業しよう

客室清掃員は、工夫や裏技を使って仕事をこなしています。

プロの作業を行うため、できる手段はしっかり身に付けているのです。

ホテルの方針によりますが、明日からできることもありますのでぜひやってみてください。

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