客室清掃のベッドメイキングを早く仕上げたい!コツが分かれば5分で終わります

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客室清掃の中で、体力を消耗するベッドメイキング。

コツを知って慣れれば、数分で仕上げられるようになります。

疲れるから苦手な人や、早く出来なくて悩んでいる方に、ぜひ試していただきたい方法です。

今回はビジネスホテルのベッドメイキングについて、早く仕上げるやり方をまとめました。

大変なイメージのベッドメイキングを、要領よくこなしましょう♪

この記事がおすすめの人

・膝と腰が痛みやすい。
・客室清掃員になって間もない。
・ベッドメイキングに時間がかかる。

ベッドメイキングにかける時間は約5分

1室にかける清掃時間から考えると、ベッドメイキングは5分前後で仕上げる計算です。

最初は疑ってしまいますが、要領良く進めれば可能ですよ。

ただ、ベッドはお客様が休む場所。

勢いだけで仕上げると、お客様の印象が悪くなります。

早さと丁寧さは両立できる

早くキレイにベッドメイキングするには、基礎が大切。

シワを作らない・清潔感を感じる仕上がりは、見えない部分にもコツがあるのです。

慣れるまでは、ベッドをキレイに仕上げることに集中しましょう。

次の工程を考えなくとも、自然と手が動くようになってきたら良いタイミング。

それを知ってから、”早さ”へ応用ができます!

ベッドメイキングを早く仕上げる手順

ベッドメイキングを早く仕上げるには、移動を少なくすること。

何度も行ったり来たりすれば、時間がかかります。

では、順を追ってご説明しますね。

ベッドを動かしてシーツと枕カバーを回収

壁にピッタリついているベッドを、通路側に少し動かします。

壁と隙間ができたら掛布団をたたみ、別の場所へ置いてください。

掛布団をたたむコツ
  1. ベッド上にバサッと広げて、掛布団が正しい向きか確認する。
  2. 右手側を3分の1だけたたみ、左手側も同じく3分の1ずつたたむ(3つ折り)。
  3. 手前から巻くようにして、3つ折りにする。
  4. そのまま掛布団を持ち、別の場所へ置く。

掛布団を敷き直す時は、置いた時と同じ向きから持ちましょう。

広げ直す時に、一瞬で整いますよ。

シーツは足元からはがす

敷布団をたたんだら、シーツを足元からはがします。

2枚ありますので、どちらも取って大丈夫です!

枕元まではがしたら一旦シーツは離し、今度は枕カバーを取り外します。

カバーを取った枕は、シーツがはがしてある足元側に置きましょう。

あとは、枕元に残ったシーツをはがすだけです。

リネン袋に仕分けやすいよう、枕カバーとシーツは別で回収する。

この作業を繰り返し、全ての部屋のシーツ類を回収してください。

効率を考えると、次の作業はユニットバスの清掃にした方が時短です。

枕カバーをつける

シーツ類をはがしてユニットバス清掃も終わったら、いよいよベッドメイキング。

新しいシーツと枕カバーをベッドの足元に置き、最初に枕カバーをつけます。

シーツを敷く前の方が、枕を整えやすいからです。

ヨレてくたっとなったり、シワになったりすると見栄えが悪くなります。

枕をキレイに整える方法はこちら

枕カバーをつけたら、形が崩れないよう別場所にそっと置いてください。

シーツを敷く

シーツの引き方は個人差が出やすい作業で、ここが一番のポイント。

画像と合わせてご説明します。

上半分のシーツを先に仕上げる

最初は、ベッドの足元側に置いた、1枚目のシーツをざっくりと広げます。

足元はあとで整えるので、上だけで大丈夫ですよ。

次に、シーツの折り目が真っすぐになるよう合わせ、右・真ん中・左側のシーツをマットレス下に入れ込みます。

シーツがずれなければいいので、一部入れ込めばOK。

通路側は三角折りにして、見えない壁側は適当に入れ込みます。

そうしたら2枚目のシーツを広げます。

2枚目は枕元を折り返すので、シーツの折り目を合わせつつ、少し長めに残しておきます。

ここでシーツの上側は中断し、次は下側のセッティングです。

シーツの下側を整える

枕元のセッティングが終わった後、足元に移動して、1枚目のシーツを引っ張りながら整えます。

ピンと張ったら、左右のシーツだけマットレス下に入れ込みます。

ここで、時短ポイントです。

上の画像で、マットレスの下に挟んであるシーツ部分がありますよね。

この部分を、マットレスを一瞬少し持ち上げながら、内側へ引っ張ってみてください。

うまく引けば、シーツの端を全部入れることができます。

この方法だと、わざわざ通路側に回り込んで、細かくシーツを入れ込まなくてもいいので楽です。

でも、シーツの長さや引き方で垂れてしまうことがあるので、目視確認をしましょう。

1枚目のシーツが入りきっていない部分がありますが、この時はそのままで問題ありません。

サイドのシーツが垂れていなければ、2枚目のシーツに入ります!

2枚目を足元側に広げて整え、壁・足元側のシーツだけマットレス下に入れ込みます(1枚目のシーツも一緒に)。

通路側は見えるため、お勤め先のマニュアル通り整えてください。

シーツが敷き終わったら、ベッドメイキングはあと少しです。

掛布団を敷く

シーツの上に掛布団をかけます。

ただ広げればいいので、向きに気を付けながら行いましょう。

掛布団の敷き方
  1. 置いた時と同じ向きで掛布団を持ち、ベッド上に広げる。
  2. ベッドの足元に移動し、掛布団の線や模様を参考に、下側だけ位置を整える。
  3. 枕元に移動して、残り上側の位置を整える。
  4. 枕元のシーツと掛布団を、一緒に折り返す。
  5. 壁側の折り返し部分は、マットレス下に挟み込む。
  6. シワを整え、通路側の折り返し部分も整える。

下の画像は5の工程ですが、壁に寄せて見えなくなるので大丈夫です。

ここを入れるとシーツを引っ張りやすくなり、シワが目立たなくできるのです。

入れ込まないと、シーツを引いた力で位置がズレる可能性があります。

シワを整えて反対側から見ると、より清潔感が出ました。

掛布団のセットが終わったら、ベットの枕元だけ壁に寄せます。

その後足元に移動して、ヘッドボードに向かってベッドを押しましょう。

通路側の足元から押せば、同時に壁側に寄せられて一度で終わります。

ベッドは部屋の中央に

最初に壁からベッドを離す時、できれば枕元と足物とスペースは同じ広さを空けます。

なぜなら、均等なスペースがあれば、それ以上ベッドを動かす必要がないからです。

度々ベッドを動かすのも、工程を増やす原因。

ベッドを動かすのは、「使用済みシーツをはがす時」と「ベッドメイキングが終わって壁に寄せ直す時」と覚えましょう。

しかし、これは十分な広さの部屋のみ使えます。

連泊でお客様の荷物がある・元から狭い部屋だと、スペースを確保するだけでもギリギリなのでご注意ください。

整えた枕を置く

最後に、枕を置いて完了です。

枕カバーの輪は、見えないよう壁側に向けます。

また、枕を置く時にマットレスに乗ってしまうと、シワができるので気をつけてください。

もしシワを作っても、三角折りの部分を下に引っ張ると伸ばせますよ♪

その後は、三角折りの形を整えれば完了です。

まとめ:ベッドメイキングのコツで仕上がりに差を付けよう

ベッドメイキングは大変な作業ですが、コツが分かれば早々に仕上げられます。

簡単な工程もあるので、明日から実践できるやり方です。

体の使い方も大切なため、無駄な動きを避けて体力温存に繋げましょう。

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