園でのお悩みで挙げられやすいのが、「光る靴を履いて行っていいのか」です。
そんな人へ、解決のヒントになる意見をまとめました。
他の人はどんな対応をしているのか、一緒に確認してみましょう。
すでに光る靴をお持ちも、ぜひ見てくださいね!
この記事がおすすめの人
・園のお友達の光る靴を羨ましがっている。
・園に光る靴を履いていけるのか知りたい。
園で履けない靴はある?
細かいことは園の規約によりますが、怪我やトラブル防止のため不向きなものがあります。
靴なら、サンダルなど肌の露出が多い・ブーツなどバランスが取りづらいものです。
どちらも走り回る子供は使いにくく、転倒や擦り傷の原因に。
また、汚れたり壊れたりしたら困る靴もおすすめできません。
雨上がりやお芋掘りといった環境だと、あっという間に汚れてしまいます。
それらを踏まえると、光る靴は運動靴のような見た目なので、履いて良いか迷いやすいのでしょう。
光る靴を園で履く・履かないの現場の声
光る靴は、子供のお気に入りになりやすいですよね。
本人の気持ちは分かりますが、園からの意見も聞いておきたい…。
という訳で、ここからは双方の意見を見比べてみます。
保護者の声
保護者からは、園に迷惑が掛からないか・お友達(ママ)に影響を与えないかという心配の声が多数でした。
息子が〇〇くん履いてるよ!と言って明日から履いていくと聞きません。
年中の女の子が履いてるのを見かけた事はありますが、お迎えに行っても光る靴を履いてる子はほぼほぼいません。
遊びに行く場合には自由ですが、保育園ではどうなのだろう…と私は抵抗があります。(一部引用)引用:ママリ
「すでに履いている子供がいるならいいのでは?」と思いそうですが、そうでもないようです。
なぜなら、中には園に確認しないまま履いていく子がいるため。
理由としては、光る靴のおかげでスムーズに登園できる・昼間は光が目立たないから大丈夫かと思ったとの意見がありました。
保育園に確認せずに履いて行ってますが、特に何も言われたことないです。
延長保育ギリギリの迎えのため、帰り暗くなっててピカピカするのですが先生にはかっこいいねー!って言われるので、OKなんだと思ってます。引用:ママリ
先生のリアクションで分かるケースもあり、光る靴に寛容な園もあるんですね。
また、トラブルを避けるためにあえて履かない人もいました。
幼稚園からはOKもNGも言われてません。
けど、我が家は「幼稚園で壊れた時にすぐ対処できないから、お休みの日に履こうね」って約束してます。
トラブルになっても面倒で、適当に理由つけちゃいました。引用:ママリ
ご家庭でルールを決めたりお友達の様子を見たりして、なんとか対応しているようです。
禁止でも履かせている人がいる
光る靴問題をややこしくしているひとつは、「お友達は履いているのに、うちの子だけ注意された」というものです。
同じクラスの隣の下駄箱の子が光る靴を履いていて毎日羨ましそうに見ていて、好きな靴を買っていいと言われたので嬉しそうに光る靴を選び早速保育園に履いていきました。
保育園に迎えに行くと「先生に光るのダメだよって言われた」としょんぼりしていました。(一部引用)
引用:ママリ
まず、先生から注意されたということは、禁止の(または避けてほしい)可能性が高いでしょう。
それに、先生は子供によって対応を変えるのではなく、その保護者にも注意しているはずです。
言い方が悪くなってしまいますが、先生が伝えたことを無視しているかもしれませんね…。
しかし、ルールを守らない人がいると、他の子供と保護者の不満に繋がります。
駄目なんですねーだめな理由教えていただくことできますか?子どもにきちんと説明したいので。
へー、そういう理由なんですね。他のお子さんにも注意されてるんですか?隣の子が履いてきてるから憧れて頑張ったご褒美で買って履いてきてるんですけど。駄目なんですよねぇ……
くらいは言っちゃいそうですー。
引用:ママリ
さらに、途中から光る靴が禁止になった園では、線引きが難しくなっています。
とはいえ、先生からハッキリと言われた場合は、光る靴を園で履くのはやめた方がいいでしょう。
保育士の声
先生の反応で、光る靴がOKなのか様子見している人もいますよね。
最初に、園の方針を読んでみると分かりやすくなります。
”光る靴”と具体的に書いてなくとも、参考になる事項を探してみてください。
ちなみに、禁止となっている園では以下などを考慮しています。
- 園で壊れたら対処できない。
- 機能的に運動靴が好ましい。
- 生活リズムが崩れやすい。
- おもちゃの分類のため、持ち込みNG。
光る靴はデザイン的に運動靴に見えても、履き心地は別物です。
光るメリットに特化しているため、機能性が運動靴より劣る点が理由のひとつに。
また、光る靴に気を取られて、集団生活に支障がでるケースがあります。
現場として何が困るかというと、その光る靴を見せる(または周りの子がうやらましがって見たがる)ことで散歩の出発に遅れたり、帰ってきてからも部屋に上がらずにボーッと靴を見ている、それにつられて数人も見ている。
また、トイレに行った帰りなどに靴箱に寄り道する。
時には友達の靴を履いてしまう、わざと光らせてトラブルになる…ということがあり、そこが困り所でした。
子供の興味を引く点では、おもちゃの分類として持ち込み禁止にすることも。
時間を守れなかったり先生の負担を増やしたりするなら…やむを得ないことですね。
光る靴が履ける園が羨ましいけど…
光る靴が履ける園は、一部あります。
つまり、理由なしに禁止することはなく、トラブル発生を避けるための対応なのです。
履いていい園から、「汚れたり壊れても問題なければ大丈夫ですよ」と前置きされることも。
また、”光る機能”がなくなれば(電池切れ)履いてきていい、と言ってくれる先生もいます。
それでしたら、光る部分を取り外す靴やオンオフ切り替えできる靴がいいでしょう。
商品の詳細は、以下のまとめ記事でご紹介しています。
▼子供の光る靴の洗い方はこちら。
光る靴を園に履いて行きたい時は?
光る靴は勝手に履いていかず、園に確認をとってください。
園のお友達からの影響があるので、すでに履いている子がいても聞いてみるのがいいですね。
注意したいのは、光る靴以外に運動靴を2足くらい用意する事。
靴が破れたりすごく汚れたりした時、もう一足の運動靴で対応できます。
▼靴の汚れを簡単に落とす方法はこちら。
これから買う人は、履ける場所を話し合った上で購入しましょう。
数日でも光る靴を履いていくと、「お友達が履いていた!」と広まるリスクがある。
まとめ:光る靴を園に履くのは自分で判断しない
光る靴を履きたがる子の気持ちは分かりますが、園の方針やルールに沿うことも大切です。
子供の安全のためなので、他人事ととらえず先生とご相談を。
厳しさは学びの一環として、ポジティブにとらえましょうね。